とある家の完成現場を見てきまして。 いろいろこだわって選んだろうなーって思われる家でした。 真っ白い塗り壁、 オーダーでつくったフルオープンのステンレスキッチン、 床は全て無垢材ですべての部屋が違う種類、 間接照明にアクセントクロスに、 ・・・・・・・。 いいと思います、もちろん、だめなことなんてありません。 なんというか・・・、おなかいっぱい、みたいな・・・。 よく結婚式とか盛大な宴会で、ステーキ食べたと思ったら寿司でてきて茶碗蒸しまで出てきた、これは一体何料理?そもそもこんなに食べれないでしょ。って言う経験ありませんか? そんな感じです。 いろいろこだわってつくられたんですねー、 とは思うけど、 いっちゃなんですが、 素敵ですね、とは思えない。 洗練されてる、とはほど遠い感じ。 もったいない、時間とお金は相当かけてるだろうけど。 家づくりは多くのパーツを選んで決めていきます。 えーー、まだあるのーーー、って言われるくらいw その都度その都度、欲しいもの、素敵だと思うもの、を選んでしまいがちです。 せいぜい隣あう素材を色合わせするくらい。 家は工事が終わって出来上がった時に素敵かどうか、ではありません。 家具いれて、日用品いれて、生活して、10年後20年後も維持できる素敵さがあってはじめて、 この家素敵ね、っていえるものです。 今欲しい物、を選んで決めているだけで家づくりをしないでくださいね。 ハウジングコーチで人生の理想に家を掘り起こしてからだったら こんな失敗はないです。 せっかく一生に一度の夢の家づくりなんだから、 残念な家にならないように、最初にしっかりコンセプトをつくりましょう。 よつば暮らしデザイン室のHPはコチラ