09
05

ラポールの方法「ペーシング」

ラポールの方法の一つにペーシングという技術があります。

呼吸のリズム、話すスピード、使う言葉、話の内容、声のトーン、姿勢、表情などを相手に合わせることです。
すなわち『相手の波長に合せる』ということです。
そうすることで信頼感、安心感が生れてきます。

具体的には、
相手が驚いているときは一緒に驚いてみせる。
相手が辛そうにしているときは一緒に辛そうにしてみせる。
相手の使っている言葉を使う、
早口の人には早口で揃え、ゆっくりの口調の人にはゆっくりとした会話をするといったことです。

ペーシングをすることで、
相手に
「この人は自分の気持ちをわかってくれている」
「自分に同意している」
といった好印象を与えられる効果が期待できます。

ただしわざとらしい合わせ方をすると、相手に伝わってしまい、逆に不信感、不快感をもたれる恐れがあるので注意しましょうね。