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二世帯住宅で最初に考えることは

子供さんが結婚するから家をどうするか、っていうとき二世帯を検討されるかたが増えてますね。

いい土地がなかなかない今、ご実家が少しゆとりのある土地や建物の場合コスト的にもメリットのある選択です。

今もそんな二世帯へのリフォームを検討しているお宅のプランニング依頼を受けました。

二世帯といってもいろいろあります。

①キッチン、お風呂、玄関、全て2つある完全二世帯。

②玄関は一つで他は完全に別々の二世帯。

③子世帯または親世帯にセカンドリビングやミニキッチンをつくる時々別々二世帯

④寝室がそれぞれ個室になってるだけで全て一つの完全同居二世帯

①が一番面積も必要だしコストもかかります。

どのパターンにするか、どういう間取りにするか、出された間取り図面を見てあれこれ考えるかもしれませんが、平面図をみていても答えは出ません。

お互いの時間と行動をどう共有するか。どういう距離感を保つか。

単純に生活時間が違うから、という理由で全てを別々にすることを選びがちですが、それによって窮屈で無理な間取りになって暮らしにくくなってしまうかもしれません。

時間帯が違うから気を使うこともあるし、時間が重なるから気を使うこともあるわけです。

毎日の暮らしでお互いにどう関わっていくことができるか。

あたまっから「別じゃなきゃ嫌」って決めつけるのではなく、お互いの暮らしの中で家族とどう関わり合いたいのかそれぞれの考えを尊重できるようになれば、時間やスペースの使い方に工夫する気持ちが生まれます。

ハウジングコーチのセッションでは普段意識して考えていない家族とのかかわり方も見えてきます。それが見えてきてはじめて、どのパターンの間取りにするか見えてきます。

間取りを考えるというより、親との関わり方、子供との関わり方を考える、そこから二世帯住宅は始まります。

 
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